ホットクックと電気圧力鍋はどちらも食材を入れてスイッチを押すだけで美味しい料理ができあがる便利家電ですよね。
でも、買うとなるとどっちを買ったらいいのか…
どんな料理を作りたいかで選ぶといいですよ!どちらも使用している私が、それぞれの違いとどんな家族に向いているかを説明しますね。
ホットクックと電気圧力鍋の違い
ホットクックと電気圧力鍋はどちらも火を使わず、食材を入れるだけで料理が完成し、無水調理や予約調理ができることが便利ですよね。
しかしそれぞれ大きな違いがあります。
それは、
ホットクックは調理しながら混ぜられること
電気圧力鍋は圧力がかけられること
この違いが作れる料理の差になってきます。
それぞれ分けて解説していきますね。
ちなみに我が家にあるのはこちらです。
ホットクックはKN–HW24E–W
電気圧力鍋は
ワンダーシェフOEDA30 T11
ホットクックのメリット・デメリット
ホットクックのいいところ
ホットクックは無水調理がとても得意です!
ホットクックの正式な商品名は水なし自動調理鍋というんですよ。
ホットクックは密閉性に優れていて、内蓋のドリップ加工で食材の水分を活用・循環させるので味が濃縮します。
そのため、少ない調味料でも素材の旨味や甘みが残っていて美味しいんです!
なのでホットクックでつくる野菜料理は素材の味が生きていておいしい!!
また、まぜ技ユニットがついていて、混ぜながら炒める・煮るといったことが可能です。
これがなかなかすごくて、まぜ技ユニットが食材に当たる時の負荷から食材の量と火の通り具合を判断して、料理に合わせたかきまぜをしてくれます。
カレーや肉じゃがは優しく混ぜてくれて味が満遍なく入りつつ煮崩れせず、炒め物のときは素早く混ぜ、ポタージュのときは十分加熱されたら高速回転して食材を潰すといったことを勝手にしてくれるんです。
鍋で作る時のように、調味料から出ている部分に味が入らなかったとか、ポタージュにするためにマッシャーで潰さなければいけないとか、そういった作業をしなくて済む点がいいですね。
調味料が少なくても美味しい!
野菜が甘い!
蓋を開けたら完成してる!
ホットクックのおしいところ
いいところと相反するんですが、密閉性に優れていて水分が循環する構造ゆえに、臭みが残りやすいんですよね…。
特に魚の煮込み料理などをした時には、蒸発が少ないので、しっかり下処理していてもやはり少し魚の臭みが残ってしまうような気がします。
また、ナポリタンやチャーハンなどのレシピもありますが、炒めながら水分をしっかり飛ばすことができないのでだいぶ水分が残ったベチャッとした感じに仕上がります。
煮詰めという調理もできるのですが、これは煮物をもう少し煮詰めたいとか、照りを出したいとかの時に蓋を開けながら調理するものなので、炒め物はできません。
炒め物の中でも回鍋肉や青椒肉絲、そぼろといった少し煮汁が残っていても違和感ないようなメニューなら大丈夫ですね。
魚料理は臭みが気になるかも。
炒め物は水分が残りがち。
電気圧力鍋のメリット・デメリット
電気圧力鍋のいいところ
電気圧力鍋は圧力をかけて柔らかくすることが得意!
圧力鍋とといえば、豚の角煮やいわしの生姜煮などを作りたくて買う人が多いのではないでしょうか。
ブロック肉や骨つき肉は柔らかく仕上がりますし、魚の骨も食べられるくらい柔らかくなります。
また、おでんの大根などのように、大きめに切った野菜を柔らかくしたいときには圧力鍋がいいですね。
トロトロ柔らかお肉が美味しい!
電気圧力鍋のおしいところ
思ったよりも時短にならないというところでしょうか。
圧力をかけているので料理が仕上がったあとに減圧の時間があり、これが意外と長く、あまり時短調理という感じはしにくいです。
また、減圧が終わって蓋を開けるまで混ぜることができないので、調味料に浸っていない部分に味が滲みていなかった!ということになりがちです。
そのため、食材が浸るように調味料を入れたりするので、調味料を使う量が多くなりがちです。
また、ブロック肉や骨つき肉、骨ごとの魚などが得意で美味しく仕上がるのですがすこし特別感のある料理ですよね。
あまり日常的にブロック肉とか食べませんよね…。
我が家ではコストや食の好みの点でも、週末1回程度使うかな…、という使用頻度になっていました。
時間がかかる
調味料の使用量が多くなりがち
ホットクックと電気圧力鍋の使用後のお手入れの違い
ホットクックと電気圧力鍋はどちらも使用後、内鍋以外にも洗うものが数点あります。
せっかく料理の手間を減らしたのだから、お手入れも楽な方がありがたいですよね。
お手入れに関しては、私はホットクックが断然楽だと思います。
ホットクックの使用後のお手入れ
毎回洗うものは以下です。
なんとこれ全部、食洗機で洗えるんですよ!
食洗機をお持ちでなくとも、パーツが大きいので手で洗ってもあまり苦痛ではありません。
まぜ技ユニットのアーム部分は食材の油などがついているので、油汚れに強い洗剤で洗うのがいいかもしれませんね。
電気圧力鍋の使用後のお手入れ
毎回洗うものは以下です。
こちらは食洗機不可です。
パーツも小さく、専用のピンで掃除をするなど、少し細かい作業が必要になります。
また、我が家の製品はパッキンへの色移りが激しく…、これもちょっと悲しいですね。
使用後のお手入れが少し面倒なことが負担となり、我が家では電気圧力鍋はあまり出番がなくなってしましました。
作った後の片付けも楽できたら嬉しいね!
食洗機があるならホットクックの食洗機OKはありがたいな〜。
あなたにおすすめなのはこっち!
それぞれ向いている人はこんな感じです。
ホットクックどの機種を選んだらいいの?という方はこちらも参考にどうぞ
まとめ
自分の生活スタイルにあったものを上手に選んで、どんどん便利家電に頼っちゃいましょう‼︎
私が使っているホットクックは4人家族で2.4Lサイズです。
ワンダーシェフはカラーが変わりました。電気圧力鍋の中では手頃な価格です。3Lサイズ。
アイリスオーヤマの電気圧力鍋は大容量4Lサイズがあります。グリル鍋としても使いやすくなっています。
シロカには2Lサイズもあります。見た目もシンプルでスッキリしています。